純度の高い成分を摂取できるCBDのディストレート。手間のかかる代わりに、濃度が高い成分を抽出できる製法です。
しかし、「CBDのディストレートってなに?」「ディストレートのメリット・デメリットは?」と疑問を抱いている方もいるでしょう。
そこで今回の記事では、CBD商品のディストレートについて紹介します。この製法に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
ディストレートってなに?
原料である固体や液体を蒸発させてから、冷やしてもう一度元の状態に戻す製法です。
ディストレートを行うことにより、通常の商品よりも純度が高くなります。そのため、より良い効果を実感できるでしょう。
このように、原料を一度蒸発させてから元に戻す製法を「ディストレート」と言います。
ディストレートとアイソレートの違いは?
・ディストレートは、原料を蒸発させてから元の状態に戻す製法。
・アイソレートはディストレートの製法工程に加え、フィルターなどで濾過を行う。
アイソレートはCBD以外の成分は取れるため、純度99.9%の成分を摂取することができます。
ただし、CBD以外の成分が含まれていないので、さらなる効果は期待できません。
CBDディストレートのメリット!
CBDディストレートのメリットを紹介します。通常の商品と価値を比べたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
①物質がクリアになっている
CBDディストレート原料を気化させる段階で不純物が分離するため不純物が入っていません。
少しでも重たいものや固形の不純物は、気化しにくい特性があります。ですので、ディストレートの工程を行うことで、クリアな物質が作れるのです。
より安全性の高いCBDを摂取したい方に、ピッタリな商品なのではないでしょうか。
②アントラージュ効果が期待できる
CBDのディストレート商品を使えば、アントラージュ効果が期待できます。
このアントラージュ効果とは、一度にたくさんの成分を摂取することで、多くの効果が見込めるというものです。
アイソレート製法では、CBD以外の成分を濾してしまうので、アントラージュ効果が得られにくくなっています。
しかし、ディストレート製法で作られたCBDには、複数の成分が残っています。それを摂取することにより、さらなる効果が見込めるでしょう。
③成分の濃度が高い
原料を気化してから再び戻すことにより、成分の濃度が高くなります。
成分の濃度が高いのも、ディストレート商品のメリットです。
これは親しみのある「蒸留酒」と同じ現象です。蒸留酒も一度気化してから元に戻すことで、アルコール度数を高めています。
このように、通常のCBD商品よりも、含まれている成分濃度が濃いのです。そんなディストレート商品を摂取すれば、より素早く効果を実感できますよ。
CBDディストレートのデメリット!
CBDディストレートにはデメリットがあります。どんな優れた商品や製法にも、欠点はあるものです。そこで、ここからはCBDディストレートのデメリットを紹介します。
①天然成分が抜けている
ディストレート製法を行ったCBDは、天然成分が抜けている場合があります。
この天然成分とは「ミネラル」や「ペン」といった2種類の成分です。
どちらも沸点の低い成分になっているので、蒸発させるタイミングで消えてしまいます。そのため、元の状態に戻してもCBDに天然成分が含まれていません。
しかし、現在のディストレート商品は、失ってしまった成分を植物性の成分で補っています。ですので、天然成分が含まれていないという欠点は克服されつつありますよ。
②価格が高い
。通常の商品よりも手間がかかっているので、料金が割高になっています。
価格が高いのも、ディストレート商品のデメリットです
しかし、考え方によっては欠点ではありません。高い価格の分、安全と効果が手に入れられるからです。
CBDディストレートを購入される方は、事前に価格帯の相場をチェックしておくと良いでしょう。
CBDディストレートの注意点
CBDのディストレート商品を摂取する際は、使用する量に気をつけてください。
ディストレート商品は、成分濃度が濃くなっています。
そのため、商品を過剰に摂取してしまうと、吐き気や頭痛などの副作用が生じる場合があるのです。
安全に成分を摂取するためにも、商品に記載してある使用量を必ず守るようにしましょう。
まとめ
摂取することで、アントラージュ効果が見込めるCBDディストレート。原料を蒸発させてから、もう一度元の状態に戻す製法です。
そんな、ディストレート商品を摂取する際には、使用量を守る必要があります。過剰に摂取しないようにして、安全にお使いください。
今回紹介した内容を参考にして、CBDのディストレート商品を手に取ってみてはいかがでしょうか。
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