
THCとは大麻(カンナビス)の主要成分であり、カンナビノイドの一種です。
向精神作用があり、いわゆる「ハイ」になる作用があるため日本を始め、多くの国で規制対象となっています。
しかし、さまざまな病気への有用性や体への良い効果も確認されているため、一部の国では合法化されていて、研究と実験が続けられています。
今回はそんなTHCの効果や副作用について深掘りしていきます。
THCはなぜ規制されている?効果とは?
THCには強い精神作用があり、規制対象となっております。
THCにはΔ9-THCタイプとΔ8-THCタイプがありますが、一般的にTHCというのはΔ9-THCの事を指します。また、Δ9-THCの方が精神作用が強いとされており、大麻には約3〜25%程度のTHCが含まれています。
THCの一般的な効果としては以下が挙げられます。
◎鎮痛効果
◎食欲増進の効果
◎リラックス効果
◎不眠症改善
◎抗けいれん
◎吐き気を抑える
大麻には「ハイ」になる効果がありますが、この精神作用にも大きく分けて2つの状態があるということをご存じでしょうか?
◎インディカ(Indica)
・体がハイになるボディハイをもたらすもの。
鎮痛作用があり、眠くなりやすい。
◎サティバ(Sativa)
・頭がハイになるヘッドハイをもたらすもの。
高揚感アップ、テンションが上がる。
大麻の品種によりそれぞれ特徴があり、効果に違いがあります。
THCは脳内に多く分布するCB1受容体との親和性が高く精神作用が高いと言われています。限られた臨床試験での結果ですが、痛みの緩和、吐き気を抑える、けいれんを抑える、食欲の増進などの報告もあがっているため、他のカンナビノイド同様医師や研究者から注目されています。
THCは規制成分となっており日本では悪いイメージが先行していますが、医療現場で治療効果を高めるというニーズもあるため、医療大麻として既に使用されている国も存在します。
THCの違法性や副作用は?
1948年に制定された『大麻取締法』により現在規制対象となっている大麻ですが、THCは大麻の中でも葉や穂に含まれているため、必然的に規制対象となるというわけです。
しかし、大麻を輸入する際に規制対象となっていない部位の輸入を行ったにも関わらず、THCが本当に含まれていないのか?調べられるケースもあるため、曖昧な部分もあります。
いずれにせよ、輸入をする際は信頼できる業者からの仕入れをすることが重要です。
THCの副作用については以下を引き起こすことがあると言われています。
◎不安感
◎パニック発作
◎めまい
◎妄想
◎幻覚
◎息切れ
規制対象となっているだけあり、CBDなど他のカンナビノイドと比べると副作用のリスクがあることがわかります。
世界的にみても規制対象として取り締まりをしている国はまだ多いのが現状となっています。
しかし、研究が進む中で過剰摂取による死亡報告はないことがわかっており、アルコールやニコチンよりも安全性が高いとも言われています。
CBDなど、他のカンナビノイドが病気の治療に効果を発揮する時、THCと同時に摂取したときに最大限効果を発揮した、という研究も一部で出ている事や、医療用大麻が一部の国で使用されている事を考えると、THCに関する見方が変化していく可能性は充分あると言えます。
THCを摂取することはありえる?
THCは大麻を吸えば自然に摂取することになるわけですが、規制対象となっています。
しかし、海外からの輸入品の中には日本の規制対象となっていない成分を謳い、実はΔ8-THCやΔ9-THCが含まれているというケースも考えられます。
知らずに規制対象となっている成分を摂取してしまう、ということもありえない話ではありません。
他のカンナビノイドが含まれている製品の購入をする際は販売者の事もよく知った上で購入をしましょう。
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