近年、新たに麻から発見されたHHCA。摂取することにより、精神活性化作用が働き、リラックスできると言われています。
カンナビノイドについて詳しい方のなかにも「HHCAってなんだろう?」「HHCAの効果は?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、HHCAについて徹底解説します。新たな成分に興味がある方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
HHCAとは?
大麻成分のなかに微量のみ存在するフィトカンナビノイドになっています。
そんなHHCAは、THCAを水素化して生成します。この水素化とは、水素ガスを還元剤とし、不飽和化合物に水素原子を加える還元反応です。
このようなプロセスを終えて出来上がったHHCAには、THCが含まれていません。比較的自然な成分が含まれているので、ナチュラルな効果が期待できます。
HHCとの違いは?
HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)とHHCAの違いは、製造する際の成分にあります。
一方でHHCAは、THCA(テトラヒドロカンナビノール酸)を水素化して作られたものです。このように製造に使用した成分に違いがみられます。
また、効果にも違いがあると言われています。HHCよりもHHCAの方が、強い効果を期待できるそうです。そのため、少しの量を摂取しただけでも、強い精神作用が働くでしょう。
HHCAの効果

HHCAを摂取することにより、期待できる効果を3つ紹介します。HHCAの使用を検討している方は、どのような変化が生じるのか確認しておきましょう。
①精神活性化
HHCAを摂取することで、精神活性化作用が働きます。
この精神活性化作用とは、気分を高揚させるものです。
気分や意欲、思考などに働きをかけ、精神面を高めてくれます。
しかし、比較的ナチュラルな体感と言われています。THCのようにハイになるのではなく、沸々とテンションが高まってくるようなイメージですね。
②リラックス効果
成分がドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質に働きをかけ、深いリラックス効果に繋がります。
そのため、日々の仕事での疲れやストレスを癒してくれます。ストレス社会で生きている現代の方には、打ってつけの成分なのではないでしょうか。
③鎮痛効果
鎮痛効果とは、身体に生じる痛みを軽減させる効果になります。
HHCAの成分が直接脳に作用して、痛みを和らげてくれます。特に頭痛や怪我などの痛みに効果的です。
HHCAのメリット

HHCAを摂取するメリットについて紹介します。新成分の価値を見極めるためにも、チェックしておきましょう。
①効果が強い
HHCやDelta-8 THCよりも、強力な効果が得られると言われています。
しかし、HHCOやDelta-9 THCに勝るほどではありません。この2種類の成分と比べると、比較的ナチュラルに感じます。
ですが、十分に強力なカンナビノイドで、その効果は折り紙付きですよ。
②長時間効果が持続する
規定量摂取することにより、精神活性化作用やリラックス効果が持続します。
ただし、これは摂取する人の体格や体質によっても変わってきます。効果の持続時間に、個人差があることを頭に入れておいてください。
③安全性が高い
危険成分とみなされているTHCが含まれていないので安全性が高いです。
ですので、「気分がハイになりすぎる」といった可能性も低いです。比較的安心して摂取できる成分になっていますね。
HHCAのデメリット

HHCAのデメリットを3つ紹介します。マイナス要素も知ることで、成分の本当の価値がわかるでしょう。
①空腹になる
ご飯前や空腹状態で摂取すると、逆効果の場合があります。
しかし、これはHHCAだけの反応ではなく、他のカンナビノイド成分にもみられる副作用です。
お腹が満たされている状態で摂取すると良いですね。
②日本で販売されていない
HHCAは、「発見されて間もない成分だから」という理由で日本で販売されていません。
また、HHCAは海外でも認知度が低い成分です。今後の成分の発展によって、日本で販売されるかが左右されるでしょう。
③明確な情報がない
成分の有効性やメリット、デメリットは、あくまでも販売元が提示している情報となり、HHCAには明確な情報がありません。
もし、明確な情報が欲しい方は、海外のサイトをチェックしてみると良いです。研究の進行によっては、発表される可能性があります。
HHCAの違法性について
しかし、今後の大麻取締法の改正によっては、処罰の対象となる可能性があります。気になる方は、厚生労働省のサイトをこまめにチェックしましょう。
まとめ
まだまだ発見されて間もない新成分のHHCA。海外での需要が高まれば、必然的に日本へ製品が輸入される可能性があります。
しかし、その安全性は明らかになっていないです。HHCAを摂取する際には、十分に注意して扱うようにしましょう。
コメント